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それから、この家では笑っていない。笑えるはずがない。
こんな冷たい家で笑えるはずがない。
私は愛されてなんかいない。
誰かここから救い出して欲しい。
また、いつもの日常が始まる。冷たく暗い日常が
早く、あの人が迎えに来ればいいのに……
早く、私をここからこの家から、救い出して欲しい。
ここから、この家から出られるならなんだってする。誰にだってついて行く。
それがたとえ人間ではなく、妖怪だったとしてもそれでも別に構わない。
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