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3:リハビリ開始
数日経ちご飯も食べれるようになった頃、言語のリハビリが始まった。言語聴覚士の三田先生は優しい雰囲気のしゃべり方が柔らかい女性だった先生の検査をやっていくうちに自分が、左反則空間無視だということを知った、、脳が出血で真ん中から血がでて右を圧迫しているから左に異常がでてるようだった。自分が思った以上に左の感覚に気付きがない。
しかし、言語の面では問題はなかった。
言葉はでる。よかった。
病院では携帯を旦那が没収していて触ることができず暇をもてあました。
言語の次は足のリハビリ。中田先生は眼鏡をかけた冷静な雰囲気の男性だった。真面目そうな感じで、悪ふざけは通用しないだろうと思った。最初左を上げてみてと言われて無理な話だった。動かせないものは動かせない。できることならしたい。でも、人の言われたことに応えられないことが辛かった。
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