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5W1H
はい。早くも二回です。
今回は5W1H。
現在、学生の方は記憶に残っているかも知れませんが、小説に限らず文章を書く上で大切にしてもらいたいことです。
5W1HとはWho(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を指す言葉です。
ちなみにこれを表現するとき、句読点を使い区切っても最終的にこれらを表すことが出来れば問題ありません。
逆にこれらを表さずに読み手に伝わらない!と嘆いても、それは当然のことなのだと心に留め置いてください。
亮は夕闇の公園の中、呆然と佇んでいた。待ち人はまだ来ない。
といった文章なら、誰がを『亮』、どのようにが『呆然と』、どこでが『公園の中』、何をが『待っている』、いつが『夕暮れの時間』、何故がは単語ではありませんが、何かしらを待っている状況からして、読み手の想像を駆り立てます。
なので必ず文章に全てを表記しなくてもいいのですが、前後の文章で読み手が想像しやすくなる表現を使うことも大切です。
このエッセイの作者的には、小説を書く上でこれが最重要項目だと認識しています。
これらがちゃんと表現されていること。それが読み手へと訴えかける第一歩ですよ。
是非ご参考に♪
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