『~だ・である』調と『~です・ます』調

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『~だ・である』調と『~です・ます』調

さて、本日三回目の更新です。小説を書く上で大切なことで『~だ・である』調と『~です・ます』調のどちらで物語を進めるか選択する必要があります。 ルール的なものであり、この先、崩れていくかも知れませんが明確な意図がない限り守るべきものです。 あまり重要視されないルールもありますが、こちらは読み手を混乱させないためにも必要な選択です。 地の文。つまり会話文以外の文章で扱われる文章の語尾を『~だ・である』調にするか『~です・ます』調 にするかの選択ですが、基本的に最初から最後まで、どちらかで通さないと読み手に語りかけているのが誰なのか分からなくなります。 『~です・ます』調は、ほとんどが童話や読み聞かせでなければ耳にしないでしょう。使い方になっては丁寧なようで上から目線に感じてしまうことも多いですから。 『~だ・である』調に劣っているかというとそんなことはありません。 物語の文章が三人称であり、流れが地の文をメインに流れるなら何ら問題はありません。 エッセイの作者もあまり目にしませんが技術の一つとして理解してください。 小説を書く多くの方は『~だ・である』調で書く人がはるかに多いです。 エッセイの作者も大体こちらです。注意してもらいたいのは、必ず語尾をそれにしなければならないという訳ではないのです。 『亮は呟いた』という文章を『呟いた。亮が』という風に切り替えることも可能です。 ルールに乗っとるのも大切ですか、ルールは表現の幅を狭めることではなく、どう書けば伝わりやすいのかといったものがほとんどです。 『~だ・である』調と『~です・ます』調を選択するのは、そういう定義からですから、そこは基本的に守って欲しいものでもあります。 是非ご参考に♪
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