短文を心がける

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短文を心がける

さて、投稿小説サイトのレビュー等で『読み応えがあった』といった文句を目にした人も多いかと思います。 そこで勘違いしてもらいたくないのは、『読み応えがある』は決して『文章が煩雑である』ということではありません。内容が胸にのし掛かるほどのものだというものがほとんどです。 最後まで読ませる力のある書き手さんは、短文の連鎖を心がけています。 改行を多くするという訳でもありません。 亮は公園で待ち人を待ちながら夕闇の中で呆然と佇んでいた。 という文章なら、 亮は佇んでいた。夕闇の中待ち人を待ちながら。 と、句点(。)や読点(、)を活用していくことです。 あまりに一文が長いと読み手に伝わりづらく、また疲れさせてしまいます。 簡潔な短文の連鎖は読みやすく分かりやすくなります。 簡潔な短文な連鎖の描写や説明が細かに分かりやすく描かれたものを読み手は『読み応え』があると判断するのです。 これはルールではありませんが、頭に留めて置いた方が文章力の向上となります。 是非ご参考に♪
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