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「………ちっ…きっつ」
観戦者全員大盛り上がりだった
白熱の戦い
俺はその戦いの場にいる
俺の相手をしている奴は強敵
そして嫌な奴
・・「なあ………もう少しでお前の負けが決まる……『お前の大切な人』が」
「くっ!」
俺は怒り対戦相手に走り近づいた
でも
・・「ふっ」
真上から攻撃を放ってきた
でも避けながら近づいた
攻撃範囲内に入った俺はそのまま攻撃体制に入った
「レイジングナックル!」
目に見えない速さの拳が対戦相手に向けて殴った
だが
ギィィィィィン!!!!!
最小規模で最大限のシールドを張られた
「っ……こんのぉぉぉ!!!」
レイジングナックルを放ち続けた
でも全てシールドで防がれた
・・「インパクト」
相手は少しも動かなかった
が
「ごっ!」
腹に強烈な一撃を食らい後ろの向こうの壁にぶつかった
「………この…野郎」
俺は許せない
あいつを
あいつだけは!
俺は左手首にあるブレスレットに向けて声を発した
「ナビ!残り時間は」
・・『残り時間…あと25秒』
「次で終わらせないとな」
・・『マスター…少しは落ち着いてください』
「あっ?」
・・『今のマスターは焦っています。貴方の大切なあの人を助けたいのは私にも分かります。ですが今のマスターでは』
「黙ってろ!」
その後ナビとの会話を俺は断った
俺は頂点に立つ学園最強
でも俺にも弱点があった
それがあいつとナビが言っていた『大切な人』
・・「ねぇ…なんで君はそんなにも怯えてるの?」
「………怯えてなんかいねぇよ。なんの根拠があって」
・・「それは………自分がよく分かってるはずよ」
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