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小説の書き方を知らない作者が書いた作品が、初めて応募した作品で大賞にノミネートされた。略して小ノミ。
前置きが長くなりましたが、本稿ではそんな信じられない奇跡の起こし方を掲載していきます。
本乃が小説大賞で奇跡的にノミネート入りしたのが今から数年前の8月のことで、応募したことをすっぽり忘れてました。ほかにも、観覧数やしおりが数万単位というすごい作品がいるなかで本乃の観覧数やしおりはその十分の一に満たないステータスだったんです。
それでも、ノミネートまではいけることはこれで証明されました。
実際に本乃がどういう小説の書き方をしていたのか気になる方もいらっしゃるかと。本乃は文法作法にも詳しくなければ、てにおはも知らない。読んだ作品もそんな多くない。当時はプロットや構成という言葉すら頭にはありませんでした。当然、推挙という作業をしたことは一度もありません。
国語の授業で『その作文を読み直しておかしいところは推挙してこい』だとか『プロットはテストに出るから覚えとけ』なんて教わった経験がないんで仕方ないですね。
奇跡的の起こし方は、何か特別なことをする必要があるのか、と疑問に思う方もいるでしょう。
特別なことは、する必要がありません。本乃も何一つ特別なことは、していません。
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