売れたい漫画家ユメコ先生と下僕M

ユメコの見果てぬ夢

「……どうですか？　この格好、どう思いますMさん。セクシーだって思いませんか？　手作りなんですよ、この服。全部手作り」
ユメコは赤いボンテージ服に身を包み、顔には赤いマスクをして唇には毒々しいほどの紅いルージュを塗りたくっていた。そして右手にはムチのようなものを持っていた。
「い、いや、あの、どうしたのユメコさん？」
「似合うかどうかを言えってんだよ、このイケメン豚野郎！」
ユメコはムチでMの鼻っ面をしたたかに打った。