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亀頭のあたりを優しく撫でてから、七星は棒の部分を両手で握った。敏感な裏側に七星の四本の指が当たる。場所を変えながら小刻みに動かしながら、根元から亀頭のあたりまで一気に擦り上げる。
「七星、もう出る、からっ、………ああっ」
再び吐き出される、ぬるい粘液。
もう疲れた。こんな短時間に連続で射精したことなんてない。なのに、身体の奥の熱は消えることなく、主張してくる。
「あ……、なな、せ……!?」
生暖かくて、ぬるぬるした感触。慌てて鏡を見上げると、俺の股間のあたりに七星の後頭部が見える。どうやら俺のを咥えているようだ。
「や、めろよ、七星……不味い、だろ、そんなもん……」
七星は味覚が異常に鋭いから、きっとまずさも増強されているはずだ。なのにあいつは俺のものを咥えたまま、唇を上下し始める。
「はっ……、あ…、………んっ」
まるで女性の膣の中にいるような感触に、思わず身悶えする。背中にぞくぞくと震えが走る。七星に裏筋やカリのあたりを舐められて、背筋に快感が突き抜けた。
「な、なせ、放し、て、……も、出……んんっ」
あまりの気持ち良さに耐えきれず、七星の口の中で、欲を解放してしまう。
「ぐっ、……げほっ」
七星は口を押さえ、ベッドサイドのティッシュを何枚か取り、吐き出す。薄目を開けると、苦悶の表情を浮かべた七星が見えた。
なのに、また勃ち上がってしまった俺のを、再び咥え込んだ。
…なんでだよ、なんでそこまでするんだよ、七星…。
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