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9月 part 3-2
桐谷の右手が、俺のボクサーパンツの中に滑り込もうとした瞬間。
ドンドンドン!
入口の扉を勢いよく叩く音がした。続いてガチャガチャとドアレバーを引く音。鍵がかかっているらしい。再び、勢いよく扉を叩く音が聞こえた。
「拓叶さん!大丈夫ですか⁉ 無事ですか⁉」
七星! 七星の声だ!
頭が一気に覚醒する。
理性のカケラを急いでかき集め、天井に向かって叫ぶ!
「助けて、七星!」
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