《ガーディアンズⅣ Lay your hands on me》

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 レストランを出て車に戻ると、妙な男達があたしの車を取り囲んでいた。三人。 「何か用?」  コットンとプレスキールキットはすでに後ろで懐の銃に手をかけているだろう。 「あ、シルヴァさんでいらっしゃいますか?」 「そうだけど」  男が懐に手を入れた瞬間、みっつの銃口が男の頭に向く。男はそのまま固まった。 「め、名刺です……」 「動くなよ」  私は銃をしまって男の懐に手を入れた。確かに銃はない。 「いいよ、動いて」  コットンもプレスキールキットも銃をしまう。 「私、こういう者でして」  と名刺を差し出してきた。 「変わった名前ね? こういう者さん?」  私は男の顔から視線を外さないで応えた。実際にこうやって視線を外させてやられるパターンもあるのだ。 「またご冗談を」  男は軽く笑いながら言った。 「名乗れと言っているの。冗談なんか言ってない。私はガーディアンよ」 「……これは失礼いたしました。マイラと申します」 「後二人は?」  後ろのふたりも名乗ったがよく聞こえなかった。 「で、なんの用?」 「この辺りでランブルさんを見かけたと聞いてやって参りました」  またみっつの銃口が男の頭に向いた。 「それで何であたしの車に張り付いているの?」 「い、いえ……シルヴァさんと一緒のところを見かけたと……」 「だからなに?」     
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