《ガーディアンズⅣ Lay your hands on me》

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《ガーディアンズⅣ Lay your hands on me》

「ああ、判った。あたしも今市場だから、合流しよう」 ────ホント! 助かる。もう荷物一杯でどうしようかと思ってたところなのよ。 「うん。そうだと思ってた。じゃ、向かうね」  ま、初日の買い物だ。大量にあるだろうな。少し足早に歩く。 「服屋、服屋……あ、ここだ」  中に入るとすぐにタキを見つけた。隣に知らない女がいる。あ、偏光装置か。 「お待たせ。タキ、ランブル」 「え? なんで判るんですか?」  ランブルの姿をしていないランブルが驚きの声を上げる。 「ネタはばれているのだよ。────ほら、少し持ってあげるから貸しなさい」  二人から半分ずつ奪い取る。 「ベッドとかは買ったの?」 「はい。でもあした配達だって」 「ありゃ。じゃ、今日も家に来る?」 「いいんですか?」 「いいもなにも、あんたなにも無いところで寝るつもり?」 「はは。お邪魔します」 「あと何買うの?」 「もう殆どありません。家具類も買ったし、このお店で最後にします」 「そう」  まあ、服が一番時間かかるだろうな。私は入り口付近で待っていることにした。と、壁にランブルの写真が貼ってあったのに気がついた。  ああ、こういう服を着る娘なのか。私とは無縁の世界だな。いい顔してるじゃん。輝いている。     
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