23人が本棚に入れています
本棚に追加
身の上話に次第に打ち解ける桜子。やがてシャンパンがさっきまでの桜子の警戒心を解いてしまう。桜子は梶原桃子の肩に頭をもたせかける。
「私ね、大学の教え子と愛し合ってたの。でもね、彼女遠くへ行ってしまったわ。」
「別れたの?」
「そうね・・・。」
「私はまだ女性とお付き合いしたことはありません。男性とも。」
「無理しなくていいのよ。お友達から始めましょう。モモ子とサクラ子、なんか可愛いじゃない。」
ころころと笑う桜子の髪の毛を優しくなでる。
桃子の携帯電話が鳴った。
「あらあら。ちょっとご免ね。」
携帯に出る桃子。
「分かりました。すぐ済ませます。」
携帯を切ると、桃子が夢見心地の桜子に言った。
「悪いけど、ゆっくりしている暇がなくなったわ。」
「何かあったんですか?」
返事の代わりに桃子が桜子の胸元へ手を入れる。
「あ、いや・・・。」
が、今度は強引に桜子の乳房に迫る。片方の手は桜子のスカートのホックを外し、ブラウスのボタンを外す。こうしてあっという間にショーツ一枚に剥かれてしまった桜子を軽々とベットに運ぶと、桃子は桜子の両足首を掴んで持ち上げた。
「ダメです。止めてください、桃子さん。」
最初のコメントを投稿しよう!