第1章 人生の再スタート

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春の瞬間瞬間がたくさんのメロディーを奏でながら部屋の中に流れ込みカーテンを揺らし、なんとも心地よい季節。 僕はコーヒーを飲み、小鳥のおしゃべりを木々の目覚めを感じながら穏やかな日常を・・・・・ 「そんな訳あるか!!!」 余裕のある大人を演じてみたが今の状況を考えると馬鹿らしくなってきたのでやめておこう。 僕が居るのは小さな事務所、デスクは物があふれ座ったのは数回だけ、来客用ソファー今はもうベッド代わりになってる。 そうだ簡単に自己紹介をしておこう。名前は日ノ崎 太郎(ひのざき たろう) 今の時代に太郎は無いだろうと思った方もいるだろうがそこはスルーしてくれ。 年齢は31歳・・・・・ホントに簡単な紹介になってしまったすまない。 「そろそろ散歩にでも行くとするか」 空は雲の無い真っ青な空、数人が駅に向かい歩いているその流れに乗り駅前のコンビニへ、あんパンと牛乳を買いそれを食べながら歩く 前にこんな話を聞いた、まともな食事に有り付けるからと刑務所に何度も入ろうとする人がいるとか・・・・・ダメだ!そんな事考えてはいけない腹が減ってると人間ろくな事考えない。
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