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壮大な物語
船の先端に立つと心地よい風が頬を撫でた。
鼻を海の香りが掠める。
聴こえてくるのは波音だけ。
目を凝らしても見えるのは果てしない地平線と、青い海だけ。
昔、"地球は青かった"と言った宇宙飛行士がいた。
彼が見た地球はさぞかし美しかった事だろう。
地球の海はこんなにも、美しいのだから。
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Twitterで仲良くさせて頂いている方からのお題で書いた140字小説です。
テーマは「空や海や原っぱなどの壮大な物語」。
宇宙まで引っ張り出して来たことに驚かれました(笑)
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