天使:原初

3/6
前へ
/6ページ
次へ
その者は堕天使達が神々にかわり、自分達が世界を治めるために造った人造兵器である。 最初に造った存在なので、原初(げんしょ)と呼ばれている。 灰色の翼の天使を素体に、悪魔・龍・妖・人間等々色々なものを混ぜ合わせて強化されている。 当然ながら、様々な意識が統合され、やがて自分の意識を持つようになった原初には堕天使達の中から教育係が付けられ、自分達の思うままに動く人形にしようとしていた。 だが、教育係は仲間の堕天使が気づかないうちに原初に情を持つようになっていた。 教育係の彼女は原初に兵器としてではなく、原初だけの個人としての原初(ハジメ)という名を与える。 表向きは兵器として育てられた原初は教育係の彼女にだけ笑うようになるが、堕天使達の研究所である以上、いつまでもバレないわけもなく……。 兵器として強制的な再教育を施される前に教育係の彼女に命懸けで逃がされる原初。 創造主たる堕天使達には逆らえないと本能的に刷り込まれているのをわかっていたので……。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ここから先の設定は曖昧というか、 決まってないのであえて書かない。 逃げた後どうなったとか、このあと書く設定についても同様に決まってないので書かない部分があります。 不自然に時間が飛びますが、 どうしてそうなったかの根幹の部分の細かい所を考えてないのだから仕方がない。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加