1953人が本棚に入れています
本棚に追加
/231ページ
くしゃみをしていた悠人さんが私を求める。
「風邪引きかけてるんでしょ?大丈夫?悠人さん」
「・・・大丈夫だと思う・・・」
悠人さんは私の後ろ髪に顔を埋めてそっとキスをした。
「ずっと忙しかったし・・・お預けだっただろ?」
「そりゃ…私も・・・」
「なら決まりだ・・・」
悠人さんは私を抱っこして、背後にベットへとそっと下ろした。
「愛してるよ。翠」
「悠人さんってば・・・」
「翠は?」
「え、あ…私だって愛してる・・・」
「・・・カラダの芯まで温めたら、風邪バイ菌も出て行っていちゃうよ」
「調子がいいわね・・・悠人さんは・・・」
悠人さんは私を組み敷き、甘いキスを落として来た。
最初のコメントを投稿しよう!