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どうしてか問うと、「僕がエリオットを気持ち良くしたくて」と言う。本当にこれが全部なんだ。
でも、今日は流されてやるものか。結婚したのだから、一方的なんて許しておかない。エリオットだってされるばかりじゃない。
「あぁ! やっ、なんで?」
「貴方のいい所を知っているか。ですか?」
「んぅ! は……っ」
「学習時間は嫌と言うほどありましたから」
ニッコリ笑って根元から先端にかけてを素早く扱けば、オスカルの濡れが表情が見られる。トロトロになった先端を捏ねればビクビクと震えている。
抵抗が緩んだところで、エリオットは体を下へとずらしていく。そして濡れる昂ぶりを一気に奥まで飲み込んだ。
「んっ」
「あっ! え? うわぁ……」
真っ赤になったオスカルと、見上げるようにしているエリオットの視線が合う。こんなに慌てた反応をするオスカルは初めてかもしれない。思うと愉快でもあり、してやったりという気持ちにもなった。
フェラなんて経験はなかった。けれどされたのは覚えている。体が覚えている通りに、エリオットはオスカルのものをしゃぶった。舌を這わせて舐めたり、深く飲み込んでみたり。
そうする度にオスカルの唇から気持ち良さそうな声が漏れるのがたまらない。
「んっ、エリオットだめ……出そうだから、離して」
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