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「へい、き……あっ、はぁぁ」
浅い、弱い部分を抉られて声が漏れる。ビリッと強い快楽に腰が浮いた。けれど欲しがっているのはもっと深い部分。もっと一つになれるたと思える場所だ。
「締まるっ。エリオット、平気?」
「平気、です……っ、だから、お願い……」
もっと、奥まできて……
手を伸ばして求める中に、オスカルはきてくれる。大切に抱き込まれ、抱きしめたまま熱い肉杭が奥を穿つ。ゾクゾクする快楽に震え、あられもない声が溢れ出ていく。その全部を、オスカルは抱き寄せて愛してくれる。
しっとりと濡れた肌を合わせ、吐息も混ざり合うようなキスをして、濡れた音が室内に響く。見つめる青い瞳が、ずっと優しく笑っている。恥ずかしいはずなのに、この目を見ると許せてしまう。
「エリオット、愛してる」
「んっ、オスカ……っ、私、も……あぁ!」
「うん、分かってる。っ! ごめん、結構きてるっ」
深く抉る動きが早まって、気持ち良くて締めつける。離さないように抱きしめて、エリオットは頷いた。
打ち付ける様な快楽に頭の中は何度も白く飛んだ。キュウキュウに中で締めつけて、オスカルを感じている。グチャグチャなままキスをして、濡れた声を上げて。
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