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結が1人、寂しくならないように
バイトを辞めて学校帰りには
いつも結のお見舞いに必ず行った。
1分1秒でも傍にいてあげたい。
その為毎日病院まで走った。
こんな話し方だけど
結を笑顔にしたい為だけに毎日笑わせた。
それから、
病状が悪化して反応がなくても
話をかけ続けた。
しつこいくらい話をかけた。
そして、数えきれないくらい
たくさんの事をした。
結が望むことは何でもやってあげた。
私は大丈夫。一緒に生きていこう。
そう約束もした。
それなのに。
どうして。
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