偽物と本物

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じゃあ目の前にいるのは一体誰。 彼は、隣人でもなくてストーカーでもないのなら一体誰。 「……偶然バイト先まで同じになるなんて、運命だよ。運命! これからも、一生一緒に俺一色で暮らしていこうぜ!」 「なんだ結局幻だったんだ。楽しい日々も全部。あなたのせいで! あなたのせいで台無しだよ。もう一緒にはいられない。バイトも辞める。二度と俺に付きまとわないで」
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