「銀の花の夜に君と」
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すぐに溶けて消えてしまうけれど 君の温もりを感じる 本当に君が隣にいる気がして 思わず瞳を開けた 感じていたはずの温もりは消え 君の笑い声も聴こえなくなった 後に残った 冷たい風 いつの間にか僕の指は赤くなっていた 君が僕にくれた温もりの微かな名残を求めて 赤い指先で自分の頬に触れる
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