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君を幸せにするのは君の恋人の役割。
君を笑顔にさせるのも君の恋人の役割。
君の恋人が君を悲しませたとき、君を慰めるのが私の「やくわり」
君と君の恋人が喧嘩して、別れを迎えたとき、君が私のところに来たとしても。
泣きつき、慰められ、抱きしめられ、落ち着き、安堵した君は。
私の顔を見ながら、君の恋人のことを想う。
それから、私と君は、君の傷が癒え、君の恋人が君のところに戻るまで、時を共にする。
君の恋人が君を再び求めたとき、君は私のところから去り、君と君の恋人は再び寄り添う。
私は君を呼び止めたい、呼び止めない、呼び止められない、それは私の役割ではないから。
「辛いことがあったら、また私を頼るんだよ」とだけ伝え。
私は、君と君の恋人を祝福し見守る。
私はただ、一番大切な君の幸せをただ願う、君を幸せにする「やくわり」は私に割り当てられないと知っているから。私は君の幸せをただ願う。
人には、それぞれ役割がある。
それは、自分が望む役割でないことの方が多い。
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