第2話中学生のお仕置き

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 一杯のコーヒー、それはとてつもなく美味だと死神長安は悦に入っている。  ずっと頭の中で死の呪詛が聞こえる。  まるで頭の中がくるくるぱーになってしまったかのように、  いつもいつもおかしなことばかり考えている。 「うひひ」  と突然意味のない、笑いかたをしては、天井を見据える。  そして一杯のコーヒーを飲む、  不思議と睡魔も感じないし、空腹も感じない、  あるとすれば恐怖や絶望に飢えている。  なんだろう、  死神になってはや数日がたとうとしている。  自分へのけじめとして、切田林助の両手両足を奪ったわけだが、   殺したわけではない。  だが言うのだ死神としての本質として、   【殺せ殺せ】
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