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白城長安は、死神になった。
自信の体をつかったモルモットのような実験、
体の信じられない激痛のすえ、手に入った死神の体。
どんな攻撃にさらされてもこの体は死ぬことはない。
山奥にある家で長安は暮らしている。
長安は拘束具を自分の体にまきつけて、目の前で繰り広げられる情報を見ていた。
部屋のすべてに設置されている数十個のテレビ、
そして数十個のラジオ、数十個のパソコン。
そこから吐き出される情報量。
あるときはテレビのコマーシャルが入る。
あるときはラジオから曲が流れ、
あるときはインターネットを経由して延々とながれる情報。
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