第1章 境界線
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展示室から、どうやって抜け出たかは、わからないが気がついたら、ビルの外に佇んでいた。 それから、とぼとぼと歩き・・・・・・ 家へ・・・ 不思議な出来事があっただろうと思い出したい気持ちが頭と心を支配していた。 不思議な事は、子供の頃・・・ 家中の本をさがしながら、ひとりの寂しさに、話し相手ほしさにアチコチ家の中を歩き、変わった扉の中へ・・・
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