第一章 2 見つけてくれ

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第一章 2 見つけてくれ

街に溢れる殺人鬼、 羊の皮を被った狼、 見た目で誘い込み、寄ってきたところを食い殺す。 笑顔で欺き言葉巧みに獲物を狩る。 学ばない弱者、 周りから拒絶され、植え付けた劣等感 唯一無二だと言うのに、そうやって自分で自分を殺す。 着飾り、欺き、自己を構築する。 手に入れた安心感と優越感、 無知と偏見の賜物・・・ 隠しきれない素顔。 今日もテレビで人気者(偽善者)が笑ってる。
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