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「んっ……っは、んく……」
先生のを口にふくみ、先生に後ろをいじられながら自分の性器を上下にゆっくり擦った。
自分のも年とともに大きくなるんだろうか。こんな貧弱な体でも先生みたいに手足がすらっと伸びて、かっこよくなれるのだろうか。とても想像できない。
だからこそ、先生を好きな気持ちは膨らんでいく一方だった。
「好き……だよ」
性器から口を離し、アキラはゆっくりつぶやいた。
アナルを攻めていた先生の手がとまり、くちゅくちゅとアナルから聞こえていた音もやんだ。
「せんせ……ひゃっ!」
顔を見ようとしたら両足をつかまれてひっくり返る。足を大きく広げた格好になった。
――好きって、初めて言ったかも。
足を広げられたことより、自分の行動のほうが驚いた。
ずっと先生の気持ちを聞くのが怖かった。言ってしまったら、拒絶される気がして。
だって、先生はアキラとの治療が好きなのだ。アキラ自身を好きなのとはたぶん違うと思う。
先生の先っぽが入り口にふれた。
「入れるよ……」
「んっ……ひあ、あああっ!」
声が出たのであわてて両手で押さえる。先生は腰の動きを早めた。アキラも一生懸命動こうとするが、いつも先生の動きに負けてしまう。
激しい動きについていけず、体はされるがままだった。アキラの身長が先生のを越すはるか前に、この治療も終わってしまうのだ。
「先生……おっきいの、入って、気持ちいい……よ……」
「アキラのも、パンパンになっちゃってるね……」
「っやん!」
指先ではじかれ、小さな性器から蜜がごぼれおちてきた。
「せんせ……」
「出そう?」
アキラは先生の髪の毛をひっぱった。そのまま唇を重ね、舌を入れた。
アキラの大胆な行動に驚いたのか、先生は目を丸くする。
「好き……先生」
別に嫌われてもいいや。明日からもう治療はしないんだから。背中に手をまわし、シャツからのぞいた鎖骨にキスを落とす。
すると先生は動きをとめた。今度は前へ前へと腰を進めていく。
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