蜜月

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更に液を足され、指の数も二本、三本と増え、グニュグニュと、狭い入口を押し広げられる感覚に、ガクガクと腰が戦慄く。 「すごいな、キュウキュウ締め付けてくる。ここは許したのか?」 首を振った。指で無理矢理抉じ開けられて、グリグリされたけどあまりの痛さにわんわんと大泣きして。 お兄ちゃんはそれから触れること自体避けていたもの。 「そっか。ここは初めて、なんだな」 ずるりと、彼の指が離れていった。 「未知、あまり無理させたくないが・・・ごめんな、もう限界だ」 腰を突き出すように高く上げられて。 【卯月さん、無理‼おっきいの、入んないよ‼】 頭を振ったけど、蕾に熱くたぎる彼の雄をあてがわれ、ゆっくりと慎重にそれが挿ってきた。 「力、抜け」 【どうやるか、分からない・・・あぁん‼】 圧倒的な質量をもつ彼のが、ローションの滑りもあって、痛みもなく、ニュル~とすんなり根元まで挿ってきた。体奥に切っ先の窪みがあたり、ぐりぐりとカサの部分に肉襞を擦られ、それがまた気持ちよくて。こんなの知らない。 「未知の目、とろんとしてて、可愛い。気持ちいいか?」 彼が少しだけ腰を進めると、びくっと体が震え、「あっん‼ 」甘く甲高い声が思わず漏れた。
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