巡るたび
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それから。 突然響いた声に、旅先でわたしははっと我に返った。 祖母が孫に、お小遣いをあげている瞬間。 お互いに、幸せそうに笑う家族がいたわ。 そのとき分かったの。わたし、この子と出逢ったことがあるって。 わんわん泣いてた。うるさいと思ったあの赤子。 それが、あなただった。 恋かしら、愛かしら。わたし、そのときあなたに確かに運命を感じたの。
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