4劇 同一

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「ねぇ!進ちゃん!」 「ん、んー.......なんだどした?」 「これね 家臣の人が持ってきたんだけど」 そこには 巻物があった。 「これ...探させてた 天樹香についての巻物か.......」 「天樹香?」 「あぁ 晋の.......中国の仙人が作った仙器のことだよ。永遠に生きれるが。使うと死ぬらしい」 「どういうこと?永遠に生きれるのに死ぬの?」 「ま、噂だがな。」 すぐ家臣を呼び献上品のことを聞いた。 「どこにあった」 「今川義元が秘蔵の倉に隠してあるとか。」 「よし.......支度しろすぐ出るぞ」 「はっ!」 「ははは!」 「どうなされました殿」 「今は機嫌がいい喜べ! ははっ!さぁ!ワシを義元の元に連れてけ!」 「かしこまりました 直ちに馬の準備をして参ります」 「ワシらの行く末は光に照らされておるわ!」 「進ちゃん..」 「この信長 必ずや野望を果たす!」 その頃現代では....... 「で....... あるか」 「我が君.......」 学校は業火で包まれ山も燃え神社は火に包まれていた。 「これでよい.......人の歴史を壊すことは神でもない限り許されることではない。」 「左様にございますね。」 「我らの仕事は これで終わりだ。後は我らの仕事.......」 「.......ね。 .......帰ろっか.......」 「....う.......ね」 「帰ろう」 2人は火の中に消えていった。
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