8人が本棚に入れています
本棚に追加
先輩、
あなたも恋をしていたはずなのに、
あなたの前にはまっすぐ伸びる道が見えました。
銀河の果てまで伸びているような、気持ちの良い直線が。
あなたは、ただその道をよそ見せずに歩いていました。
きっと今も、後ろを振り返らないのでしょう。
だから、私のことも、きれいさっぱり忘れてしまったのでしょう?
でも私にとって、先輩は終わりのない存在です。
だから、ここに書き残しておきます。
いつでもこの気持ちを思い出せるように。
最初のコメントを投稿しよう!