プロローグ

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先輩、 あなたも恋をしていたはずなのに、 あなたの前にはまっすぐ伸びる道が見えました。 銀河の果てまで伸びているような、気持ちの良い直線が。 あなたは、ただその道をよそ見せずに歩いていました。 きっと今も、後ろを振り返らないのでしょう。 だから、私のことも、きれいさっぱり忘れてしまったのでしょう? でも私にとって、先輩は終わりのない存在です。 だから、ここに書き残しておきます。 いつでもこの気持ちを思い出せるように。
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