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あの公共機関で、まわりの乗客はあなたに気付きませんでした。
案外そういうものかもしれません。
ファンや記者でなければ、あなたの存在は遠い世界の他人事なのでしょう。
それに比べて、私は必死であなたを想い続けました。
一方的だったとしても、狂信者だったとしても、
私はあなたに関わり続けました。
一定の距離を置かれていたとしても、あなたは遠い世界なんかじゃなかったんです。
ずっと、そばにいてくれる存在でした。
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