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それでも、暗闇の中でこそ見える光というものがありました。全人類の統一という目標への道が、明確な形をもって現れたのです。
第四次世界大戦後の地球連合の結成。多くの苦難が待ち受ける中、世界は一致団結してこれに立ち向かっていかなければならない。この信念のもと、人類はその悲願たる世界統一政府の設立に辿り着いたのです。数多の過ちを重ね、人類は遂に大いなる一歩を踏み出すことに成功したのです。
この世界は、多様性に溢れています。統一と多様性とは、決して共存できないものではないのです。
人はそれぞれに様々な意見を持っています。本計画についても、各地で反対の声が残っていることは承知しています。
それでも、我々は前に進まなければならない。踏み出した足を止めてはならないのです。
これまでの犠牲と過ちを忘れることは許されません。それは、人類が背負うべき罪です。それでも、過去を振り返っているだけではいけないのです。二度と混迷の時代に戻らないためにも。
過去を踏まえ、今を見据えて、未来に向かって歩き続ける。それこそが、この時代に生きる我々の使命でしょう。
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