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5時45分7月13日、日付が変わっていた。
机の上の残骸をゴミ箱へ入れる、ごみ箱がいっぱいになったのでゴミ袋を出し口を縛り
玄関に出しておく彼が出しておいてくれるだろう。
気が付くと
6時35分だった、そろそろ彼が起きる時間だ。
少し早いが、眠くなってしまったので彼女はベッドに入った。今日は少し散財してしまった。
でも今日頑張ったから、次のご褒美ではアイスを買おう。
そんなことを思いつつ、目を閉じ深い眠りについた。
暗くてよく見えない空間だ。
そこにはまた痩せこけた男が立っていた。
骸骨に皮膚を張り付けたような男だ。彼はまた俺の後ろを見ている。鏡のように、目の前から微動だにせず立っている。前と同じだ、最近見る不思議な夢だ、夢なら早く醒めてくれないものか。まぁよくわからない夢だ。
急に目の前の顔が不自然にゆがんだのが見えた。不気味に捻じ曲げられた口元?の皺、くぼんだ目の周りも曲がっている。笑ったのか?
口と思しき位置に、真っ黒い線がみるみる広がっていく…
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