一文物語序章

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その日、私は学校の裏庭にいた。 (阿久 朱美さん) そこで少女はある人物を待っていた。 (美穂さん) 少女がその人物を待っていると、後ろからゆったりとした足音が聞こえてきた。 (どこかの誰かさん) 言い知れぬ強迫観念に襲われた私は、枝葉を脱いだ高木から眼を離して後ろを振り向いた。 (wagasiさん) 「初めまして、で良いのかな? 呼びかけに応じ、『悪魔』只今参上したよ」 (弟の趣味ですさん) そこに居たのは漆黒の髪に白い綺麗な肌の男性だった。 (美穂さん) 私はその男の美しさに思わず息を呑んだ。 (渡井 彩加さん)
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