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垂れ流される圭の色気に、凍てつく冷気が纏う。 「次は俺が、お前を女にしてやるよ。」 くいっと弧を描く唇から出た言葉に背筋が凍る。 そして圭がバスルームに消えたあと、はあっと息を吐いた僕は、それまで息を止めていたことに気づいた。 ああ、僕の運が尽きたな。 そして僕は観念してバスルームにいる圭を追いかけた。 一瞬振り返って窓を見る。 明るい朝日が、廊下を照らしていた。 それからいろいろあって、 僕達の関係に付けられる名前はころころ変わった。 それでも振り返ったときに変わらないモノを探せば見つかるものはたくさんあった。 僕はそのうちのひとつが、何かを知ってる。 それは、いつだって圭とするセックスは最高だってことだ。 おわり。
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