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こんなのおかしい。 気持ちよすぎるキスでまた勃起しそうになるのをこらえて僕は圭の肩を押して睨む。 圭はちっと舌打ちした後、身体を洗い始めた。 僕はそれをぼーっと眺めていて気がついたらバスタオルでわしゃわしゃと乾かされていた。 「あ、ありがと。」 二人ともボクサーパンツにTシャツ一枚で風呂場をでて居間に向かう。 さっき起きたことなんてまるで夢みたいに思えてきた。 外の雨はまだ止まないみたいだ。 窓に当たる雨粒の音が嫌に耳に残る。 部屋は十分暖かかった。 僕たちは、さっきのことなんて忘れたみたいに酒を飲み始めた。 ネットで流行ってるらしい旨いアテなんかも一緒に作ってみながらゲラゲラ笑った。 いつも通りだ。 楽しい。
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