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ぐう~…
この間で、またお腹が鳴った。
「今からなんか買って帰ろうと思ったんだけど、よかったら飯、いかない?1人じゃ寂しいし」
「えっ?いや、あの」
なんて唐突な展開だ。
しかも一方的な。
こういうところが苦手だったなそういえば。
自分のお腹が空けば都合構わず誘う。
気が向かないとドタキャンする。
お店の裏で女子をよく泣かせていた気がする。
だから適当に距離を取っていた。
「よし行こう」
いきなり手を掴まれて驚く。
「でも、あの」
財布以外、置いてきちゃったし。
戻らなきゃいけないのに。
「僕が心花のこと好きだったの、気づいてなかったでしょ」
「はっ?!」
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