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この周辺には多くのアライグマが野生化し生息しているため、生活環境や習慣に共通性のあるタヌキは生息していないものと思い込んでたのだが、箱罠の中にいるのは、紛れもないエゾタヌキだった。
アライグマ、野良猫、キタキツネなど、生活圏を脅かす動物が多くいる環境下でエゾタヌキが生息していることが意外に思えた。
キタキツネは私に慣れたのか、解き放つと、互いの姿が見えなくなるまで何度も振り返るが、エゾタヌキは、今日が初対面だったこともあり、解き放つとすぐに、振り返ることもなく、脱兎のごとく走り去って行った。
どちらも、よそで悪さをして痛い目を見るぐらいなら、また何度でも遊びに来てくれればと思うのであった。
さて、これまで箱罠で捕獲した動物は
野良猫2頭
キタキツネ2頭3回
アライグマ1頭
エゾタヌキ1頭
次は何が入るのだろう?
ヒグマの子供だけは入らないでほしいものだが・・・
あ!
ひょっとして、何度も訪問することに気が引けたキタキツネが、エゾタヌキに化けたのかも・・・
だとしたら、エゾオコジョ、キタイイズナ、エゾミンク、エゾテン、ホンドイタチ、エゾユキウサギ、エゾリス、エゾモモンガってのもありかな。
毎日決まった時間に、玄関前にちょこんと座って
私が出てくるのを待っていてくれるようになったら楽しいなっ♪
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