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「まぁ……憧れてますね。少しだけ…」
本当は、めっちゃ憧れています!
課長で何回妄想したか分かりません。
すると少し考え込む課長。
「そうか…憧れているのか…。
なら、参考にするか」
はい!?
「篠崎…課長?」
「いや、何でもない。
じゃあ、気を付けろよ」
それだけ言うと本を渡され行こうとする。
何だったのだろう?
今の言葉は…?
不思議に思いながら私も行こうとする。
そうしたら名前を呼ばれる。
振り向くと課長が
「今度楽しみにしておけ」と言われた。
「何をですか?」
「壁ドンって…やつだ!じゃあな」
それだけ言うと言ってしまった。
えぇっー!?
私は、思わず持っていた小説を
また落としてしまったのだった。
END。
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