クソ中のクソ

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マジで理解できん 「あのチンピ、、」 「ゴッ!」 返答した直後に、再び顔面を打ちつけられる。 「だけんさ、喋んなて」 何がしたいんだマジ。 更に車は走る。 何分経っただろうか? 何時間? 時間、方向の感覚もない。 車がどこかに止まる。 それと同時に「おろせ」 そう喋ると先程まで独り言を言っていた男は車を降りた。 俺も乱暴に車から引きづり下ろされる。 血が乾いてパリパリになった顔面に緊張が走る。 立たされてから、歩くように指示され、視界ゼロの状態で歩く。 地面が土からコンクリートに変わったのがわかった。 どこかの建物の中に入ったようだ、更に進むよう促され目的地に到着したのか、麻袋を取られ、背後から蹴り倒された。 「明さ、、ん?」 俺は豪快に顔面から倒れ込む。 そう聞こえた方をゆっくりと向くとそこには、若い衆二人が同じような格好で倒れていた。 名倉と原田である。堀内の姿は見えない。 二人ともしこたま殴られている感じだ 桂木の姿はない。 別れてすぐに、俺が拉致られてわけだから、桂木にも同じ感じになってるのか? ふと思い出したかのように、ここで初めて、俺を拉致したであろう奴の顔を見る え 誰? 全く記憶にない 誰だ?本当誰だ? 車の中での会話もよくわからんかった。 会話じゃねーな、あいつの独り言だ。 「お前らなんや?俺たちばどーしたいとや?」 情けない格好で、俺は吠える 若い衆の前やし、格好つかんがカッコつけんといかん。 「まぁ、待てって。」 見知らぬ男はくわえタバコのまま、こちらを見ている。 リーダーらしき男の他に、4人ほどの男、明らかにその筋、つまるところ同業者風のやつが、立っていた。 俺がやらかした? 若い衆がやらかした? 桂木がやらかした? なんなんだ一体
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