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著作権保護期間満了となっているようですので、童謡『赤とんぼ』について考えてみることにしました。
多少残っている資料などにより、この童謡はほぼ実話だと推測できます。
ゆうやけこやけのあかとんぼ おわれてみたのはいつのひか
やまのはたけのくわのみを こかごにつんだはまぼろしか
じゅうごでねえやはよめにいき おさとのたよりもたえはてた
ゆうやけこやけのあかとんぼ とまっているよ さおのさき
よくよくこの詩を読んでいて気づいたことがあります。
一行目はそれほどに感情表現はないと思います。
誰かの背におぶられて、きれいな夕焼けの中、飛んでいる赤とんぼを見た。
よって、この時に見ていた人物はかなり幼少だと感じます。
三才児以下のイメージがわきます。
そして二行目の、『まぼろしか』
これは負の感情が大いにわいていると感じました。
諦めとも取れると思います
大切な思い出が消えそう、もう薄っすらとしか思い出せない。
できれば鮮明に思い出したい大切な思い出。
こういった感情を私は感じます。
さて三行目は急展開。
いきなり『ねえや』が嫁に行ってしまいます。
誰でしょうか?
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