第3章 敵か味方か?!モダンなあいつ

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戦闘が始まればもうヒーローは勝ったも同然である。 なんせ、オコノミ5 の5人に、モダン1あわせて6人で一人のギャンベッツである。6人がかりでボッコボッコである。 ザコ怪人のオーコーはどっかにいってしまった。 これはテレビでもよくあることで、普通、ザコがやられたとしても、死体なり、けが人、なんなりが残るはずであるが画面の端に消えていくのだ。 オーコーも最初にモダン1に蹴られたあとどこかに行ってしまった。 ギャンベッツ 「くそう!オマエたち6人がかりで、卑怯だぞ!」 あまりの猛攻にギャンベッツは言ってはならないこと(正論)を言ってしまった。だがそんなことは戦隊ヒーローには通用しない。 モダン1 「とどめだ!くらえ!モダン5段蹴り!」 やはり一番いいところを新ヒーローが持っていくという法則できめていった ギャンベッツ 「ギャアーー  広島焼きバンザーイ!!」。 いかにも昭和の悪の怪人が言いそうなことを言ってギャンベッツは倒れた。そうするとなぜかザコ怪人のオーコー達がどこからともなくあらわれて倒れたギャンベッツをもちあげて例のごとくどこかに消えていった。 ザコたちは勝てそうもないから、コッソリ隠れて見ていたのであった。要領のいいやつたちである。 戦闘は終わった。豚玉レッドは、音響設備をカバンにいれるとモダン1に語りかけようとおもったら、もう彼は消えていた。 オコノミ5達はまたタクシーを拾うと基地に帰っていった。
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