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アメリカから伝わる彼の活躍 ~美優2~
大学院修士課程1年の6月。
iPhoneでニューストピックをチェックしていたら、アメリカの音楽界の新星として、和真くんが取り上げられてた。
リンクが貼られてるYouTuboを開く。
今までにない音響でテクノロジーを駆使したMV、映ってる和真くんの格好良さに、ときめく。
4年ぶりに和真くんの姿を見ることがができた。
大人な雰囲気になって、歌唱力も格段と上がってた。
わたしは、小説が売れるために曲作りをしてる身。
曲がCMソングに使われる時は、短編小説のエピソードで商品宣伝をし、リンクさせ、小説を出版する。
修士課程に入り、心理学についてを詳しく学べるようになり、エプリスタで書き上げた小説を使い曲作りをし、この頃は小説を執筆してなかった。
というより、できなかった。
アニメやドラマの主題歌を手がけ、MVも作る事無く、わたしは心理学の勉強に邁進した。
和真くんが手がけた曲をYouTubeで流して聴きながら。
もちろん、曲をダウンロードし、CDも購入した。
和真くんに会えない寂しさを埋めるために、毎日時間がある限り、和真くんの曲のMVを見てた。
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