夢実現した…でも ~美優 1~

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わたしが小説家になるために始めた事。 それは、小説投稿サイトのエプリスタに小説を投稿する事。 手始めに、人気クリエイターさんが手がけた小説を読破し、ストーリーの運びや表現力を学んだ。 そして、同じように、わたしの創造するストーリーを小説にし、投稿した。 活字離れしてる世の中だから、にこにこ動画やYouTuboみたいに閲覧数は伸びず、なかなか、《いいね》の変わりの《スター》が貰えなくて凹んだ。 小学生の頃から今まで、作文や詩、読書感想文で賞を貰っていたから、文章がおかしいとかは無いはず。 禁断の《18禁》も、和真くんと、シタこと、を思い出して、頑張って表現したのに、なかなかアクセス数が伸びない。 かなり、凹んだ。 とにかく、読んで貰おうと、鬼執筆をした。 1週間に1作、金曜日の午後9時に、1頁500字で250ページ前後の小説を完結させた。 それによって、完結作品として人目が着くようにし、多くの人に読んで貰えるようになった。 そのおかげで、急上昇作品、新作品、完結作品で、トップ10入りを果たした。 サイト内の出版社のコンクールも応募、選ばれて賞金を貰ったり、小説が本になり出版されるまでに2年かかった。 エプリスタ内ではトップクリエイターの枠に入れたけれど、活字離れした世の中だから、にこにこ動画に動画した自作楽曲がきっかけでメジャーデビューを果たしたアーティストみたいにはなれそうに無いと悟った。
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