次は俺の番… ~和真 1~

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次は俺の番… ~和真 1~

中高一貫校時代は、大人しくて、いつも俺の横でにこにこ微笑んでる印象しかなかった美優。 俺がいつもナイトのように常に側にいて、俺が側にいれない時は、ダチの彼女に美優の事をお願いした。 弱い護らないと生きていけない子だと思ってた。 美優は本が好きで、少しでも時間があれば本を取り出し読んでた。 だからか、物知りで頭も良く、なにより、語彙が豊富で、作文や詩、読書感想文は、全国で毎回入選し、全国1位も何度もとっていた。 美優は小説家になるという夢を抱いてた。 俺がアメリカの大学に進学を決めた時に泣き崩れた美優。 俺はテクノロジー分野で活躍したかった。 だから、日本より進歩してるアメリカの大学に進学し、その分野で成功を収めたかった。 美優に、何になりたいかを、ちゃんとは、伝えてなかった。 テクノロジーを駆使し、アーティストとして最高の曲を作り成功し、その後は、IT関係の会社を起業する。 そのために、カリフォルニア工科大学に進学した。 インターネットで、アメリカからも、にこにこ動画やYouTuboを使って楽曲を発表し、再生回数が伸び、音楽プロダクションに認められればメジャーデビューはできる。 大学の研究が大変でできなかった。 まさか、美優に先を越されるとは思わなかった。
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