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「……どう、されるのが好きですか?」
聞かれて、いやいやと首を横に振る。目の見えない状態では、何をされるのかもわからなくて、どうしてほしいのかなど言いようもなかった。
半勃ちのそこをしごきながら、
「……ここは、未経験ですか?」
と、尋ねられた。
指が触れたのが後ろの孔だとわかって、また首を左右に振った。
経験なんか、あるわけもなかった。男とこういうことに及んだことすらもなく、けれど嫌悪感よりも、あったのは好奇心だった。
「では、好きなようにさせてもらいますね…」
何も返事をしないでいると、陰茎が舐め上げられ先端から口に咥え込まれた。
「あっ……っ」
未だに相手が誰なのかも知れないのに、襲われる官能には抗えなかった。
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