【 運命の日・続き 】

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 ねっとり背骨の付け根から、割れ目近くまで舐め上げられて、腰が揺れた。どうにかして、反り返ったものに愛撫して欲しくて、擦りつけてしまいたくて、腰をくねらせる。 「はぁっ!」  袋に吸い付き、根元から先端に舌が這う。  もっと。全然足りない。  目の前で勃ち上がっているアランのものを掴み、頬ずりしたり、キスしたりした。悪戯するみたいに突いてくる舌に焦れ、先端にキスしてから口に含んだ。 「く、ふぅ…っ…」  硬いものに口腔内を擦られ、全身にぽつぽつ火が点っていく。  含みきれない根元近くは指で擦り、顔を上下させながら裏筋を舐め、先端を吸い上げるカイルの動きを真似て、アランの舌も同じ動きをする。縊れに這わせれば縊れを、先端を突けば先端を、シンクロしていく舌の動きに翻弄され、酔わされた。  息苦しくて、気持ちよくて、頭がボーッとする。 「ふ……あぁ……」  大きく育ったものを咥えてられなくて口を離した。くたりと上半身を預け、辛うじて手で愛撫する。その間も怪しげな場所を行き来する舌は止まらず蠢き、尻を掴む指に力を篭められただけでも腰が跳ねてしまう。 「口がお留守になってるよ?ほらっ、じっとしろって」  笑い、からかう口調で軽く叩かれると、腰に響き、背筋に響く。 「あ!やぁー…ッ」  呂律が回らず、舌っ足らずな甘えた声になり、恥ずかしくて全身が熱くなった。 「ふわっ!」     
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